旧・音気楽ブログ

4回転が、162㌔がそんなに偉いのか?

技術革新も目覚ましいが、スポーツの世界も記録がどんどん更新されていく。記録は破られるためにある!と、誰かが言っていたような気がするが、とにかく昨日の新記録は今日破られるための踏み台でしかない。今日の新記録はまた明日・・・のでしょう。俗にいうアスリートさんたちは、なにが目標?なのでしょうか。破ること、勝つことによって賞賛され、莫大な賞金を手にする。半端ないトレーニングを積み重ねた結果を評価されるるのは当然の事である、のではありますが、なんか破ることだけにその目的があるのだとすると、スポーツの意義・真髄ってなんなんだろうと考えさせられます。

スポーツとは「戦い」なのか。勝者と敗者を区別するためのものなのか。新記録を生み出すためのあくなき挑戦が続いていくことは間違いないわけで、その行きつく先には何があるのか・・・。この世に成立しているものが全て「戦い」の対象なのか。あらゆることを勝ち負けで区切らなければおさまらないのか。

春めいてきて、やがて小学校の運動会の季節がやってくる。赤勝て白勝て!どっちも頑張れ―!。そこでも一等二等・・・となるわけです。速い子もいれば遅い子もいる。だから一等もあればビリもある。そんなのしょうがないじゃん。なんか抵抗がある。でもどうしたらいいのか分からない。誰か教えて・・・。