旧・音気楽ブログ

おかげさまで

「おかげさまで」・・・なんという美しい日本語。あなたのおかげさまで・・・神様のおかげさまで・・・皆さんのおかげさまで・・・等々。良いことがあったときにその人のおかげじゃなくても言う!素晴らしかなジャパニーズすぴりっと!

これが最近どおよ!「自分のおかげさまで・・・」だってよ!私が努力したんだから、一生懸命やったんだから当然よ!だってよ!。そおいえばだいぶ前から「お一人様」という表現が流行り出したよなー。「自分へのご褒美」みたいなこともよく耳にする。皆自分が一番かわいいんだね。きっと、誰も褒めてくんないんだよね。かわいそうに。

自分中心の世の中に成り果ててからだいぶ経ちますが、自分様の原点はどこにあるのか?平たく言うと、自分で稼いで自分のために使うのが何悪い?ワタシャー誰にも世話にナットらんよ!誰にも迷惑かけとらんよ!ということなんでしょーねー。感謝のかの字もない。この世に生を受けて生きているのだって「自分のおかげさま」なんですねー。

携帯かけながら運転してる人、注意散漫になってセンターラインはみ出して突っ込んでくる。私、しょうがないからよける。その人、なにも気がつかないで電話の相手と笑ってる。スマホ見ながら歩いてる人、前見ないで直進!こちらの人、よける。その人、まったく気がつかずに通り過ぎる。他、酔っ払い、クレーマー、テロリスト、不良、チンピら、おじさん、おばさん、ますぞえさん、はたまたトランプ氏に至るまでみいんな「自分のおかげさま」なんですね。

ちゃんとした世の中があるから、ちゃんとした人がいるから、あんた、むちゃくちゃできるんでしょ!「自分のおかげ」じゃないんだよ!全て「神の、人様のおかげなんですよね!私も反省!です。