旧・音気楽ブログ

たったの!の穴

たったの、わずか、ほんの、ちょっとした・・・などで、大変難しいことが即、簡単に、あっという間にできちゃうんです。しかも自宅で、DVDを見ながら。

例えば、ゴルフ、英語、料理、ヨガ。そして「ピアノ」!。一日たったの10分、3ヶ月であなたもピアニスト!。「名ピアニスト」という表現でないのがまだ救い。そのDVDを一部紹介!とありまして、レッスンの進行ぶりを垣間見ることができます。うーんなるほど、ほうほう。知らない人(弾けない人)が見たらびっくり!感動!。できそう、できる―!となるんだろうなー。

私、ピアノ(相当?)弾ける人なので、なんかこういうシステムの「穴」が見えちゃいます。システムどおりにできて、どおりに進んでいければの話なんです。
知らない(できない)人は、そのDVDを見た初期段階では、その「穴」が見えない。おーいけるー!と、思うんであります。ある段階までは・・・。その先が問題で、そこからはいけないんです。

HOW TO SPEAK ENGLISHで、さんざんな思いをしたはずです。次から次へと新手のHOW TOが出てくる。今度こそ今度こそと無駄な挑戦を繰り返す。そして挫折。もう二度とその手には・・・と誓うものの、また引っかかる。そして結局は放棄する羽目になる。

なぜか? そのHOW TO物を作っている人は、その道の達人だからである。できる人なのである。できる人がつくったものでは、できない人はできるようにならないのである。(あーややこしい)。できる人が直接指導しなければ、できない人はできるようにはならない。従って、どんなにDVDの内容が優れていようとも、あるところで壁にぶち当たる。その壁は自力で乗り越えることはできない。

何のために教室があるのか、何のために指導者がいるのか、そして何のために「生」で指導するのか・・・。それしか上達の方法がないからです。ピアノを弾くということは「生」なんです。従ってレッスンも「生」でなければ意味がない。電気製品じゃあるまいし「取説」を見て!では、決して上達は致しません。

本当にうまくなりたいのであれば、最もな早道は「レッスン」です。「生」のレッスンやってます!先ずは「体験」にいらしてください!