旧・音気楽ブログ

ピアノ講師として

嬉しいお言葉をいただきました。

その生徒さんは小さい時から音気楽工房に通いピアノを習っていました。
小学校6年生くらいから講師が私に変わり、そのまま中学高校と私が見ていました。
小さい時から「小学校の音楽の先生になりたい」と、現在大学生で某音大の教育に通っています。

大学で副科ピアノの試験があるらしく、「先生レッスンしてください」と最近久しぶりに音気楽工房に来ました。
まぁ大学生にもなれば、大人っぽくなり綺麗になりすっかりお姉さん。
音気楽工房の講師陣もみんな「えっ!?◯◯ちゃん?」と、そりゃそうだな。みんな小さい頃から知ってるわけだから。

んでもって演奏の方も、少し大人っぽくなっていてショパンの曲を試験で演奏するだそう。

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(音大生は必ずといっていいほど、ショパンの楽譜はこの「パデレフスキ版」というのを使います)

聞かせてもらったら、とっても真面目できちんと弾けているのだけどなんか物足りない。。。
ってことで、私がちょこちょこっと塩、コショウ、スパイスをふって調理してあげました。
そのスパイスを効かせるために、手首の使い方、呼吸の仕方なども細かくレッスン。

中高生の時には理解できなかったことが、今少し大人になって理解できるようになってきたんだなと、先生は嬉しくなりました。
何だかとっても納得して目をキラキラさせて帰っていったと思ったら、
後日、お母様からメールで「やっぱいい!レッスンしてもらってよかった!」と話していたそう。
本人、なかなか感情を見せないタイプなので、私はとっても嬉しくなりました。
「また来年の試験前にレッスンしてください!」だって。
先生とっても嬉しいです。
先生冥利に尽きますな〜