旧・音気楽ブログ

「残念だ」という言い方が残念だ!

いろんな不祥事やら過ちが起こる。その度に責任者やら代表者やらがコメントをするんですけど、その時にこの「残念だ」という言葉がしょっちゅう聞かれます。はー?、あんた、身内がしでかしたことに対して、謝罪してるのか何なのか、まるで第三者的な面して「残念だ」とは何事か!

例えば、子供が犯した罪を親が謝罪する時に「残念だ」というか?「私の不徳の致すところで誠に申しわけありません」と頭を下げているでしょ。それがどうですか!今回もあの京都大学が、入試でミスった。1つや2つじゃない。しかも「また」ですか・・・である。そして、責任者のコメントが「残念だ」だ。
望んだようにならないで満たされない思い・悔しいと思う気持ち・無念などがこの「残念」という言葉のもつ意味合いですが、それは、まさに内に向けて使う言葉であって、謝罪として使う言葉ではない。それを外へ向けて発するなんて―のは単なる責任逃れである。言葉の意味、分かって使ってんのか?。ツラーとした表情がうかがい知れる。

「残念な生き物」という本がベストセラーになっているそうですが、最も残念な生き物はこういうことを平然としてのたまう、能面ずらした偉そうなおっさん属であって、是非、巻頭カラーで乗せてもらいたいもんだ!