旧・音気楽ブログ

日常の日本とは?

日本の日常とは?と言った方がいいのかもしれません。些細なことに目くじらを立てる私ですが、本日も新聞・広告チラシ・様々な雑誌などを拝見しておりますと、必ず載っておりますのがサプリ・毛生え薬・口臭関連・美容関連・食品お買い得関連・電気製品お買い得関連・健康グッズ関連・ファッション関連などであります。
そのファッション関連で「物」の写真が掲載されておりますが、それを纏っている「モデル」も載っている。そしてほぼ90%近くが外人モデルなんであります。もちろん今に始まったことではない。昔からファッション関係のこういったものには必ず外人モデル。しかもなかなかどうして、かっこいい・かわいい・キレイ。そんないわゆる「モデル」さんたちがしかも外人の・・・が着こなしているもの、私ら日本人が着こなせるか?短足・胴長・扁平顔・扁平胸・貧弱筋肉の日本人、どう頑張ったて無理でしょ!自分も着こなせる錯覚に陥る。そして思わず購入ボタンを押してしまう。届いて実際着てみてびっくり。飲食店の店頭サンプルじゃないけど、えーっこれ見本と違うじゃん。となるわけで、違うのは見本じゃなくって「あんた」です。想像上の自分と現実の自分のあまりの違いに愕然とする。

日本人の普通のモデルでは売れないんでしょうねー。ま、よくとれば「夢」を与えてくれているわけで、一時的にしろ似合っている自分を想像できただけでも良しとするか・・・じゃない!なんで現実を見せないのか。詐欺じゃねえか!何でもかんでも外人外人外国文化。いっそのことすべてをアメリカナイズしちゃってアメリカ人になってしまった方がいいのでは。

一歩外へ出ると、どこもかしこもアルファベットの洪水。衣も食もほとんどが非日本。蕎麦屋を探すのに苦労するほど。日本を否定・排除することが日本の日常であるかのようです。それでいてDNAはあくまでも日本人であり、これは変えようがない。寿司やら着物などの日本の文化が外国で評価されて、逆輸入されているような現実。サッカーで大騒ぎするのもいいけど、それで日本独自の文化を忘れてしまっては情けない。

経済的鎖国はもはやできないわけですから、せめて精神的鎖国を真剣に考えた方がよさそうです。世界は一つ!ではない。何でもかんでも一つにしようとするからおかしくなるんです。また言っちゃうけど「みんな違ってそれでいい」!