旧・音気楽ブログ

シミ・汚点

文科省官房長官が起こした汚職事件。受託収賄罪で起訴されるも逮捕は免れたようだ。ご本人はそれでもいいのでしょうが、その息子さんは今どうなっているんでしょうか。ちょっと前、皇族の方の結婚につき新郎となるはずの方の家庭に問題があったとかで、婚約も先延ばしみたいなことがありましたけど、海外留学という目くらましで鎮静するのを待つということになったんですかね。
今回のこの汚職(裏口入学)についても恐らくそう長いことはもたない。人のうわさも四十五日・・・とはいつの事だったか、次から次へと起こる犯罪やら事件で今や一日ももたないような状況。そういえば、最近、洗剤のコマーシャルがやたら多いような気がするんですけど、とにかくシミ・汚点を残さない。完璧と言っていいほどの威力。黄ばみも元どうりの真っ白仕上がり。科学の発展の証明とも言えるのではないでしょうか。

そうやって何でもかんでも消してしまうことの素晴らしさ、そして恐ろしさ。漂白して何事もなかったかのような状態に戻してしまう。「白」なんです。どんな悪いことをやっても今の時代、権力や金の力で全て白にしてしまう。それってリセットとかとは違うんです。反省とかやり直しとかとは違う。手品のようにあっという間に見えなくする。が、必ず「タネ」があります。そしてその「タネ」がいつかバレル。が、バレなければいいんです。いやバレてもいいんです。また漂白すればいいんです。

衣類のシミや汚点を消すことは大いに結構なことですが、犯してしまった罪をあっさり簡単に消す、消すことができるというのはどうなんでしょう。そういう技術もどんどん発展していきそうな世の中ですね、安倍さん!