音気楽ブログ

アンチエイジング

塗ったり、飲んだり、踊ったり・・・・と、若く見せるためにお忙しいあなた!。誰のために何のためにそんなに一生懸命「若帰り」に執着するのか?そもそも若帰りとは何ぞや。皮膚の張りが戻った、髪にボリュームが出た、お腹がひっこんだ、目じりが上がった、背筋が伸びた・・・・。何か10歳も若く見られちゃったあああああ!
何とかサプリやら何とかクリームやら何とか教室やらに相当な出費をし、一時的にでも効果があると飛び上がって喜ぶ。他人から褒められるともう天にも上ったような気になる。逆に気がつかれない(特に旦那)と、目を吊り上げて怒りまくる。で、確かにしわが減りつやが出て張りが出て、部分的にはこうかがあったように見受けられるが、所詮「元」がいかれちまっているわけなので、なんか年代物の建物の、例えばドアだけ新品にした、窓枠だけ塗り替えたみたいな感じで、アンバランスもいいとこ。満足している方々は、おそらく部分的にしかみえていないんんだろうなあ・・・。

「老化」という表現が受け入れられないのは分かる。それならば、「齢を重ねた重み・厚み」ということならばいいでしょう?醜くたるんだ皮膚や出っ張ったお腹などはその人の生き様がそのまんま出ているわけで、それがあなたの人生なんです。しっかりきちんと生きてきた人は、たるまないし出っ張らない。

老化にこだわる人は鏡に映った醜い変化を嘆く前に、もう一度自分の生き様を検証してみたらいい。怠慢な生き方が鏡の中に映るのである。今からでも遅くないから、もう一度自分の生き様を振り返ってみたらいい。反省し改めることにより、それこそが「アンチエイジング」に一番有効な方法であることに気がつくはずである。外側だけを取り繕う無駄な抵抗はやめにしようではあーりませんか!