音気楽ブログ

時の流れに・・・

今や言うまでもなく「コロナ」がベースとなった「時」が流れている。その流れにうまく乗って、いわゆる折り合いをつけながら生活を維持していくのがベストであるといわれて久しい。気を付けたいのが、流されてはいけないということで、その流れを見極めて乗っていかなければとんでもないところへ流れつくことになる。その流れを悪用する輩もたくさん出現してきて、新たな詐欺事件も多発している。
常に流れに逆らって生きてきた私からすると、流れに乗ることに不信感と恐怖すら覚えるのである。一昔前は、私も若かったし幼かったので、世の中というものを真正面からしか見ることしかできず、「清く正しく美しく」生きていれば幸せになれると信じていた。若さとバカさでそう思い込んでいたのではあるが、ようやくこの年になって世の中に「裏」があることを知り、その裏の力が世の中の流れの「あらかた」を操作していることに気が付いたのである。したがって、どんなに抵抗しても変わらないものは変わらないのである。で、この流れにうまく乗っていくことを考えればいいようなものの、それができない。流れに竿を刺す。流されないように踏ん張る。流されても何かにしがみつく。疲れる・・・の繰り返し。だが、そんな無駄にも思える行為も続けていると川底に足が届いたりして、踏ん張る足場ができたりもする。
やはり、流れに逆らって生きていくしかないので、まさに継続は力なりの精神で踏ん張っていきたいと考えます。するとやがてそこから何らかの糸口が見えてくるものではある。とはいうものの、たまには「時の流れに身をまかせ――」と、のんびりしてみたい!