旧・音気楽ブログ

出合い

人生を大きく左右する「出合い」。どんな人と出会って、どんな影響を受けるか・・・。大げさに言うと天国と地獄の差ということになりかねない。

子どもが最初に出会うのが、親である。その親によって、彼の彼女の人生の歩き方が決まってしまう。しまう・・・って、なんか悪いことのように聞こえますが、今回はその「悪い」ほうのお話です。

よく言われているのが、算数が嫌いになっちゃう子は先生のせい。ピアノをやめちゃうのは、先生が怖かったから。確かにそのとうりで、先生が算数の面白さ、ピアノの楽しさを教えられないからなんであります。何で教えられないかというと、力がないからなんです。実力のある先生は、面白さ楽しさまで引っ張っていける。ゆえに、力のない先生に出会ってしまった子はかわいそう。そのジャンルが嫌いになる、あるいは諦めるしかなくなるわけです。それって彼らの人生にとって、大きな損失になるわけです。

そういう落とし穴?が世の中にたくさんある。ある人が、道に迷ってあるお宅に入って尋ねた。「あのーこの辺に、ワタベさんというお宅はありませんか?」それに対して聞かれたそのお宅の人が何と答えたか・・・。「サー知りませんねー。」で、聞いた人は困っちゃって再び探し始めた。ぐるぐる回ってようやくワタベさんのお宅を探し当てる。何と1時間後に。「なんだ、さっき聞いたお宅の隣りじゃないか・・・」

なぜこの様なことになったのか?。聞かれたお宅の人が意地悪をしたのか?。いやいや実は、そのお宅の人はワタベさんの読み方をワタナベさんだとばかり思っていた。なので、聞かれた人は,ワタベさんは知らない!と言ったわけです。はー・・・。間違ってない。何も間違ってない。聞いた人はワタベさんと聞いたわけで、聞かれた人はワタナベさんなら知ってるけど,ワタベさんは知らない!

あのー、もしかして、ワタナベさんではないですか?とか、番地は何番ですか?と聞いてあげればこんなことにならなかった。聞いた人の1時間は無駄になり失われた時間は戻らない。精神的肉体的エナジーの損失も計り知れない。たまたま聞いた相手が悪かった。もし、別の機転の利くひとに尋ねたら、こんなことにはならなかった。

これが、こういうことが、大きな分かれ道になるんですねー。怖いです。ゆえにひとりの人を信じてはいけない!セカンドオピニオンです。今やサード、フォース、フィフスあたりまでが必要なのかもしれません。

音楽に挫折したあなた!それはあなたのせいではないのかもしれません。ぜひ、音気楽工房・音楽教室の「体験レッスン」を受けてみてください。必ずや光が見えてくるはずです。