旧・音気楽ブログ

縦文化と横文化

毎日のように車に乗っています。それが偉いわけではないが一応外車です。外車で恐らく一番安いランクの物で、でも燃費は良いし俊敏に反応してくれるし、小さい割にはたくさん積めるし(なんせコントラバスが入っちゃうんですから)。1200CCでほんとに小さい。料金所のおじさんに「軽」とまちがわれた事もあった・・・。
で、なんでそれを選んだのかというとやはり「デザイン」です。かわいくてかっこいい。国産となんか違う。「顔」にホント、表情がある。おはよう、とかよろしく、とか言葉をかけたくなる。野ってみっればまたまたエンジンと会話ができる。
そのデザインなんですけど、外車ってやっぱなんか違うんです。それって単なる「欲目」じゃないの?かぶれてるだけじゃないの?という声が聞こえてくる。

性能も外見も国産車は飛躍的に良くなって、自国の車を差し置いて、外国人が好むようにまでなった。確かに素晴らしいんです。内装や装備なんかは、メイドインJAPANが一番かも・・・。それでいて、デザインがやっぱ違うんです。外車の方がかっこいい!ことは私の場合否定できない。遠くから見て(特に後ろ)どこの車か分からないほど車種も増え、先ほど申し上げた通り国産も素敵な仕上がりになっておりますので、相当よく見ないと外車なのか国産なのか判別が難しい。社名やメーカー(マーク)を見ればそれはそれ、すぐわかるんですけど、その前にそのフォルムから何かを感じる。そしてこれは外車だな、これは国産だよなーっとおおよそ分かってしまう。何でか?

デザインの流れです。縦流れが国産、横流れが外車。どういうことかというと、物事を縦方向に見て暮らしているのか、横方向に見て暮らしているのかの違いなんです。そもそも、日本語の文字は縦並びで外国語は横並びですよね。日常生活がやはり日本は「縦」なんです。従ってデザインも「縦」傾向になる。別な言い方をすると、上下文化と左右文化の違い。

車は横に動くものでありますので、やはり横・左右にもとずいたデザインが合うんです。国産のデザインは、縦・上下に見てみると美しいんです。そういうことを大事にしていきたい。何でもかんでも横文化にしなくても・・・