旧・音気楽ブログ

音と色・形

音・音楽で感じたことを、言葉をつかって表現する事は、皆さんが日常的にやっていることだと思います。「素敵な演奏だった」「感動した」「ノリノリだよ」「うるさい」「ひでー」等々・・・
そしてもう一つ、色や形に置き換えることも間々あるのだと思う。「形はまるで・・のようだ」「色に例えると・・のようだ」と。
3歳からピアノを始め、一瞬、末は天才音楽家か?と親が勘違い・・・その分野では一切芽が出ることはなく、ただ、感性だけは人一倍のものがあったようです。感性なのか感受性なのかよく分かりませんが、敏感であることは(悪く言うと過敏!)確かなようです。で、3歳の時、ラジオ(当時はテレビない)から流れてくる音楽に、いつも耳を傾けておりました。それこそ、ラジオの前にチョコンと座って聞き入っていた。その日はドボルジャークのユーモレスクだったんです。聞き終わるや、いきなり隣の寝室?(ただの畳の六畳間)に駆け込むと、押入れからやおら毛布を引きずり出し、台所で洗い物中の母親に向かって「これ、これ、この音楽はこれ!」と叫んだ・・・・・・・・・自分の毛布の色と柄がまさに「ユーモレスク」だったらしい。色目は確か、青・黄・黒の格子柄だった。この事件が親の勘違いの始まりだったのです。ワハハハハ!

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