音気楽ブログ

昔は・・・

またまた出ました、昔は!。
最近とても早起きです。コロナの影響で子供の学校お休み。早朝のうちになにがしかの運動をしようということで、6時に起床ということになった。子供も目覚ましをかけ自主的に起きることが習慣となり、大雨の日を除きほとんど毎日近所の公園に出かける。夜の仕事?のなくなったかみさんもご一緒に!。公園につく前に60段の階段がありそれを2往復。ついてからはボール投げやフリスビーで20分ほど運動。「腹減ったー」と誰かが言うのを合図に帰宅。今までにない実に快適な状況で朝食を迎えることができている。
以前はだらだらと仕方なく布団から出ていきなりTVを付けその音量で徐々に目が覚め・・・みたいな生活であったが、このような状況になりしばらくTVをつけない時間が流れる。無音であることに最初はなんとなく違和感を覚えたものだが、慣れると決して無音ではないことに気が付くのである。
鳥のさえずり、風の音、木々のざわめきなどに気が付いてなんとなくさわやかな気持ちが湧き出てくる。線路際に住んでいるため、電車の音は騒音であるはずなのだが、それすら快く聞こえたりする。人の言うことが素直に耳に入り会話もそれとなく弾んだりする。外の光や風の香までがなんとなく違って感じたりするのである。

昔はそれこそTVなんか限られた家にしかなく、朝はせいぜいラジオから流れてくる音楽くらいの物であったわけで、いわゆる自然の営みの音の中で生活していたのである。自然をとても身近で感じながら、人と人の触れ合いがダイレクトであったように思う。人の気持ちがよくわかったんだと思う。母親は亭主や子供たちのコンディションんを朝の短いふれあいの中で完璧につかんでいたんだと思いう。
まだまだ混迷する状況の中、思いがけず良い経験ができたし、これを今後も習慣にしていきたいと思った。